ホワイトニングって歯科医院や美容サロン
市販のホワイトニング製品など色々ありすぎてどれにするか迷いますよね?
今回は歯科衛生士歴10年以上の私が、詳しく調べつつお伝えします!
今回の記事を読めば「ホワイトニングの種類について」また
「自分に合うホワイトニング方法は何なのか?」が分かります!

まず結論からお伝えすると・・・
歯を白くするには、歯を白くする成分(過酸化水素、過酸化尿素)
が確実に配合された薬剤を使用している「医療ホワイトニング」がおすすめです!
詳細は以下に伝えていきますね!
ホワイトニングの種類について
まずホワイトニングとは大きく分けると
「医療ホワイトニング」「非医療ホワイトニング」「市販のホワイトニング製剤」
の3つに分けることが出来ます。その中で更に詳細をお伝えすると以下になります!
- 医療ホワイトニング・・・「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3つに分けることができる
- 非医療ホワイトニング・・・美容サロンや美容院などで行うホワイトニング
- 市販のホワイトニング製剤・・・消しゴム、歯のマニキュア、歯磨き粉などの市販の製品

以上を踏まえてそれぞれの種類をお伝えします!
医療ホワイトニングとは?
医療ホワイトニングとは「歯科医療機関で歯科医師の検査・診断の結果に基づいて
歯科医師あるいは歯科衛生士が、国によって製造販売が認められているホワイトニング材を
用いて行うホワイトニング」のことを言います。
ホワイトニング剤の主成分である「過酸化水素」や「過酸化尿素」と言った
歯を白くする成分を使用し、歯を白くする方法です。
その中でも大きく分けると
「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」
の3つに分けることができるので以下に詳細をお伝えします!
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。
簡単にお伝えすると歯科医院にて歯科医師や歯科衛生士が薬剤(主に過酸化水素)を塗布し
光照射をして歯を漂白していく方法です。


長所・・・○白くなるのが比較的早く実感できる
短所・・・○自費のため費用が高額である
○ホワイトニングの度に通院する必要がある
○一気に歯が白くなるため色調が少し不自然になる場合がある

ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯科医院にて自分専用の歯のトレーを作成し
渡された薬剤(主に過酸化尿素)を自分でトレーに塗布し装着することで
自宅で歯の漂白をしていく方法です。

長所・・・○色調が自然に白くなりやすい
○自宅で自分で行うことができるため好きな時間に行うことができる
短所・・・○オフィスホワイトニンングより少し時間がかかりやすい
○自分で行うことになるので、薬剤の正しい管理が難しい場合がある
○自費のため高額になりやすい
デュアルホワイトニング
上記の二つを症例に応じて使い分ける方法で
「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の時期をずらして併用していきます。
部分的に歯の変色が異なるような時に、2つを組み合わせていくという方法です。
これは歯科医師の判断によるかと思います。

非医療ホワイトニングとは
「非医療ホワイトニング」とは、美容サロンや美容院などで
施術されるホワイトニングですが
歯科医師の許可がない場合は歯の漂白成分である「過酸化水素」や「過酸化尿素」が配合された
製剤を使用することができず、基本的に歯の着色除去に有効な成分の薬剤を使用していることが
多いと言われます。
(ただし薬剤についてはサロン専用の薬剤を使用している場合もあり、
成分を調べても詳細は不明なこともある)
以上のことから非医療ホワイトニングの場合は使用薬剤を事前に調べてから実施しなければ
歯の漂白効果を感じにくい可能性があるので要注意です!

市販のホワイトニング製剤
市販のホワイトニング製剤は、歯磨き粉や消しゴム、歯のマニキュアなど種類や形状も様々です。
ただ、日本で売っている市販のホワイトニング製剤は「過酸化水素」や「過酸化尿素」などの
歯の漂白成分は入っておらず、」着色予防などの成分が含まれていることが多い。
つまり市販のホワイトニング製剤では歯の漂白(=歯そのものを白く)することはできないと
言えます。
海外製品については例外ですが、日本では安全性は認められていないため
今現在、日本製のものは市販で購入することはできないと言えます。

ホワイトニング種類のまとめ
以上を踏まえた上でまとめていきます!
・歯を白くするには「過酸化水素」「過酸化尿素」などの歯の漂白成分が必要だが
これは医療ホワイトニング薬剤にのみ配合されている。
・非医療ホワイトニングでは医師の許可がなければ上記の歯の漂白成分を
使用することができず、確実な歯の漂白効果が得られないことがある。
・日本で市販されているホワイトニング製品には歯を漂白する
「過酸化水素」や「過酸化尿素」といった成分は配合されていない。
つまり市販のホワイトニング製剤は歯そのものを白くする効果はない。
以上のことからやはり・・・
歯の色味自体を確実に白くしたい方は「医療ホワイトニング」がおすすめ
ということになります!
医院の方針や歯の色味の状態によって、どの医療ホワイトニングを行うかは変わりますが
基本的に歯の色味を白く変えるホワイトニングはこれだと思います!
ただ安価で歯の色を白くしたい、一度試してみたいという方は
「非医療ホワイトニング」を試してみるのも一つです!
そのサロンによって使用する薬剤の種類が違うので
歯科医院提携のサロンなどは歯の漂白成分を使用している場合もあります。
非医療ホワイトニングを選択される場合はしっかりと使用薬剤を調べる
または、サロンに確認することが望ましいです。
最後に歯の着色が気になる方、またはとにかく気軽に試してみたい方は
「市販のホワイトニング製剤」がおすすめです!
いかがでしたでしょうか?
皆さんのホワイトニング選びの参考になれば嬉しいです^^
最後までご覧頂きありがとうございました!^^


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